お⼦様の治療について
お子さんが歯医者で治療を受けるのは、自然に出来るようなものではありません。
また、年齢があがってきたからできるようになるものでもありません。
習い事と同じく、経験を積み重ねて少しずつ出来るようになるものです。
歯医者を嫌いになったり苦手になったりすると、治療がスムーズに進まないだけでなく、ゆくゆくは将来の歯の健康にも影響してしまいます。そうならない為にもお子さんと身近にいる皆さんと一緒に、お子さんが歯の治療を受けられる環境を整えて行きましょう。
歯医者に来る前に注意して頂きたいこと
嘘をついて連れてこないでください。
- 「〇〇に行こう」とうそをついて歯科医院に連れてきてはいけません。
- 「何もしないから」「見てるだけだよ」「痛くしないからね」などは言わないようにしましょう。
怖がらせたり、脅かしたりしないでください。
- お子さんの前で、自分が歯科医院で受けた「痛かった体験」等を話すのは避けましょう。
- 「良い子にしてないと歯を抜いちゃうよ」や「言う事聞かないと注射してもらうよ」など、お子さんを脅かすようなことは言わないようにしましょう。
お子さんに何気なく「今から歯を治しに歯医者さんへ一緒に行くよ」というように、簡単な知らせに留めて来院するようにしてください。
- 予約時間を守ってください
- 受診前に歯磨きとトイレは済ませておきましょう
- 念の為、汚れてもいい服で来てください
- 満腹状態での受診は避けましょう
治療を受けるトレーニング
初めて歯科治療を受けるお子さんには、可能な限りステップを踏んで治療を行って行きます。
例えば、お口の中の水を吸ったり、器具をお口に入れるなど、治療に必要なことをひとつずつ小さな目標としてクリアしてもらい、トレーニングを重ねながら歯科治療を受ける準備をします
ほめてあげてください
治療が終わったり歯みがきがじょうずにできたときには、たくさんほめてあげましょう
幼児から小児の定期検診の重要性
永久歯に生え替わるまでの乳歯には、とても重要な役割があります。個人差はありますがだいたい12歳くらいまでが生え替わりの時期です。
「歯並びが悪くなるのではないか。」とお感じになっても、この時期を使って永久歯の生える方向を誘導させることにより、本格的な矯正治療をせずに済む場合が多いので、気になるときは早めにご相談ください。
幼児や小児の時代に健全な乳歯で過ごすことこそ、その後の長い人生を支える永久歯とうまく付き合える鍵なのです。
大切なお子様の乳歯を守るお手伝いをさせていただきます。
- 歯科医院を身近に感じてもらう
- 上手な歯みがきの習慣づけ
- 歯のクリーニングとフッ素塗布
- 歯と歯ぐき、噛み合わせのチェック
- 乳歯の大切さを理解して頂く
- 仕上げ磨きの重要性とポイント
- 食生活の指導とアドバイス
- むし歯や歯周病の原因となる最近の
近親者から子供への感染に対する注意事項
治療の流れ
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初診
- 問診
- 検査
- 歯みがきレッスン
- むし歯菌の検査
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基本治療
- むし歯菌の検査結果
- むし歯予防のお話
- 歯みがきレッスン
-
治療
- むし歯治療
- 歯みがきレッスン
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メインテナンス
- 定期的な管理
- クリーニング
- ホームケアのチェック
- フッ素 (1回1,000円(税別))