コラム

痛い?怖い?歯科ボトックスのリアルな施術の流れ(テーマ:ボトックス 第4回/全6回)

歯科ボトックスに興味はあるけれど、「痛そう」「顔が変わるのでは?」「施術ってどんな感じ?」と不安を感じている方は多いと思います。実際の施術は比較的シンプルで短時間ですが、事前の診断や説明、施術後の過ごし方も大切なポイントです。今回は、歯科医院で行うボトックス治療のリアルな流れについて、カウンセリングから施術後まで、できるだけわかりやすくお話ししていきます。

まずはカウンセリングから

「とりあえず打ってみましょう」
…という感じでは、実はありません。

歯科のボトックスは、まず“本当に必要か”を確認するところから始まります。

食いしばりのサインを確認します

診察では、単に「歯ぎしりしてますか?」と聞くだけではなく、口の中や筋肉の状態も見ていきます。

例えば、

・歯が平らにすり減っている
・詰め物がよく欠ける
・頬の内側に噛み跡がある
・顎の筋肉が硬く張っている

こういったところは、食いしばりのサインとしてよく見られます。

ご本人は全く自覚がないことも多いので、診察で初めて気づくケースも少なくありません。

「ボトックス以外」の選択肢もあります

ここは意外と大事なところです。

ボトックスは便利な治療ですが、万能ではありません。

例えば、

・軽度の食いしばり
・一時的なストレス由来
・歯へのダメージが少ないケース

では、マウスピースだけで十分な場合もあります。

なので、歯科では
「何でもボトックス」ではなく、状態を見て必要性を判断します。

実際の施術ってどんな感じ?

ここが一番気になる方、多いですね。

「痛いですか?」
これは本当に毎回聞かれます。

施術時間はかなり短めです

施術そのものは、そこまで長くありません。

注射する場所を確認して、消毒して、数か所に注射。
流れとしてはかなりシンプルです。

実際の施術時間は10分程度で終わることがほとんどです。

「気づいたら終わってた」という方も結構います。

注射の痛みはどのくらい?

痛みの感じ方には個人差がありますが、

「思ったより平気でした」
という感想が多い印象です。

感覚としては、

・予防接種
・採血
・歯ぐきの麻酔

このあたりに近いですね。

チクッとする感じはありますが、強い痛みではありません。

麻酔は必要?

基本的には、麻酔なしで行うことが多いです。

ただ、痛みに敏感な方の場合は、表面麻酔などを使うこともあります。

このあたりは無理せず相談していただければ大丈夫です。

施術後はどう過ごす?

「打ったあと、普通に生活できますか?」
これもよく聞かれます。

結論から言うと、ほとんどの方が普段通り過ごしています。

当日の注意点

ただし、いくつか注意点はあります。

例えば、

・注射部位を強く揉まない
・激しい運動を避ける
・長時間の入浴やサウナを控える

このあたりですね。

理由としては、薬剤が必要以上に広がらないようにするためです。

ダウンタイムはある?

美容施術のイメージから、「かなり腫れるのでは?」と心配される方もいますが、歯科ボトックスでは大きな腫れが出ることは多くありません。

注射した部分に少し違和感が出たり、軽くだるさを感じたりすることはありますが、多くは数日で落ち着きます。

効果は少しずつ出てきます

施術直後に急激に変わるわけではありません。

数日〜1週間くらいかけて、

「朝の顎の疲れが減った」
「噛みしめが楽になった気がする」

という変化を感じる方が多いです。

まとめ

歯科ボトックスの施術は、想像しているよりもシンプルで短時間です。
強い痛みや長いダウンタイムがある治療ではありません。

ただし、大切なのは「誰にでも必要な治療ではない」ということ。
事前の診断や説明をしっかり受けたうえで、自分に合っているかを判断することが重要です。

「ちょっと気になる」くらいの段階でも、まずは相談してみると安心ですよ。